こんにちは、田林です。
三寒四温を繰り返し春が来ると言われますが、
まさしくそんな季節です。梅の花がほころび、
桜のつぼみもふくらみ始めました。
暖かくなると急にどこかへ行きたくなりますね。
先日、フェルメール展へ行って来ました。
今回は、「フェルメールからのラブレター」ということで、
手紙をテーマにした絵画展でした。
現在では、あまり手紙を書くという習慣はなく、
主にメールが主流になっていますが、
絵画展を鑑賞し、何か新鮮なものを感じました。
自分の思いを伝える手段として手書きのものは、
とても貴重なものだと思いました。
そして絵の鮮明さです。
1970年代に描かれて作品ですが、
色彩そして光と影が見る人に感動を与えるのだと思います。
地道な修復作業があるとの説明がありましたが、
日本を代表する絵画修復家岩井希久子さんのコメントでは、
数千年前の絵画は、
長い間に劣化し、亀裂などがあり、
その絵の診断をし、
修復作業の行程はまさに「医者」になるということです。
そして、関わった人が、
ずっと見続けることが大事だと書かれていました。
そういう意味で医者なのかとまた別な面で感動しました。
また、東北の震災で仮設住宅のところで、
この絵画展のポスターが貼ってあったのを見て、
絵画は人々に感動と勇気を与えるというコメントもあり納得しました。
絵画展の帰りはとても心が豊かになり、
私にも何か出来そうという気になるから不思議です。
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