こんにちは、田林です。
いよいよ、130回日商簿記検定まで1週間となりました。
通信講座を受けられている方からのご質問も増えてまいりました。
昨日も何件かご質問をいただきました。
その中からいくつかご紹介させていただきます。
2級受講されている方から
工業簿記総合問題集16回目第4問の製造間接費を
固定予算を前提とした予算差異と操業度差異のご質問でした。
変動費と固定費を分けずに固定費を前提として考えると
この問題の場合、直接作業時間を配賦基準としているので
基準操業度は、会社が予定した時間であり予算です。
それに対して実際費やした時間と発生額があります。
予算差異は、予算と実際発生額の差異であり、
操業度差異は実際費やした時間と
あらかじめ用意した時間との差異です。
実際費やした時間−基準操業度に配賦率を乗じて求めます。
図で表わすと、シュラッター図を半分にした直角三角形にし、
直角の部分を基準操業度とし、
角度を配賦率、実際操業度を内側に立てるとよいと思います。
また、3級を受講されている方からは、
為替手形のご質問でした。
約束手形と為替手形の違いは、
原則当事者が2名か3名かの違いがあります。
約束手形であれば振出人(支払人)と受取人ですが、
為替手形は、振出人、引受人(支払人)、受取人がいます。
問題文をよく読み、
当事者はどの人(振出人、引受人、受取人)かを見極め
逆三角形で位置を確認してください。
限られた時間での学習時間の方もいらっしゃると思いますが、
残された時間を効率よく活用してください。
皆さんんの合格へ向け、応援させていただきます。
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